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アニメの「この世界の片隅に」に心を揺さぶられた!


前に観て、とても深く感動したので「この世界の片隅に」の感想を書いていきたいと思います。


ネタばれは無いので、まだ観たことのない人も是非最後まで見ていってください。


まず物語は、戦前戦後の日本を描いており、主人公のすずが、激動の時代を一生懸命生き抜いていく物語です。


映画を観てまず思ったのが、絵柄です。


線が柔らかく、色が淡く、とてもやさしい印象を持ちました。


それから、主人公のすずの声優ののんさんの声質と演技が素晴らしく良く、良い意味でのほほんとしていて、その淡いタッチの絵に非常にマッチしていました!


それだけでなく、感情を爆発させる演技も素晴らしく、のほほんとしているイメージから一転して強い演技になるので、そのギャップと衝撃で、僕は、本当に心を揺さぶられて、実際泣きました。


殆どの映画は、主人公が成長していく事が前提として描かれますが、この映画は主人公が成長する描写が殆どありません。


それが逆に、リアリティーに繋がっていて、実際にあった話のように感じます。


この映画をみて半年以上経った今思うのは、今の時代に生きていてよかった、です。


劇中の中で、味の薄い少量のおかずで、白米でさえまともに食べれない状況でした。


今、日本や世界はコロナで大変ですが、普通にごはんは食べれます。そんな当たり前のことが当たり前じゃなかったんです。


いつ、落ちてくるか分からない爆弾におびえて暮らすことは無いんです。


ですが、今世界ではいまだに、ウクライナをはじめ戦争の危機にさらされています。


戦争が必要なこととは僕はまったく思いません。


人が人を殺すことに正当な理由なんてあっていいはずがありません。


今、日本は平和ですが、またいつ戦争が起こっても不思議ではありません。


この映画からは、そんなメッセージを受け取りました。


この映画のラストは、小さいけれど、確かな幸せがあって終わりました。


ハッピーエンドです。しかし、ただのハッピーエンドではないように感じました。


この物語の続きは僕たちが作っていくのかもしれません。



mineaの曲の「いつの日か」が配信中です。

下記のリンク先から、聴けます。


YouTubeからも聴けます。


ご視聴のほど、よろしくお願いします!


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